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雑記帳06年04月

06.04.25.
尾崎匡哉   〜担当:佐々木あすみ〜

 修学旅行のシーズンなのでしょうか、3連戦とも制服姿の少年少女がわさわさ。
 
 18日12,560人、19日15,892人、20日16,004人と云う観衆の内、半数近くは修学旅行生
だったかも・・・・。
 19・20日で観衆が増えて、「新庄効果」なんて書いていた新聞があったけど、
単に修学旅行生が多かっただけなような。

 そんな東京D3連戦。


○――――――
 まずは試合から、みっつ続けてつらつらっと。

 18日、先発の江尻さん。
 
 1回一死から、いきなりレアな一撃。
 
 平野さんにライトスタンドへ叩き込まれ、不安な立ち上がり。

 Bs先発サーフさん。
 
 こちらはもっと不安定な立ち上がりで、初回先頭のマシーアスさん、
二死からセギさん、2回には新庄さんがが揃ってソロで、F2-1Bsと逆転。

 新庄さん、ベンチ前でハイタッチの後、スタンドへ向かってメットを脱いで
深々とおじぎをしてたんだよな。
 その時は「不振でゴメンなさい」してるのかと思いましたが・・・。

 4回には、今度は清原さんがソロ、空中戦の様相になってきました。
 
 この回にもう1点追加し、4回を終わってF3-3Bs。


 5回から、いよいよバカ試合開演。
5回裏先頭の信二さん右前、金子さん死球で無死一二塁、
続くマシーアスさんのボテボテの遊ゴロを阿部さんが三塁へ投げて野選、無死満塁。
 これで完全にサーフさんぷっつん、川島さんに押し出しの死球をブチ当て、
小笠原さんにも押し出し四球、F5-3Bsに。
 やー、なかなかプロで連続押し出しなんて、観られませんよ。

 尚も無死満塁、サーフさんから加藤さんへスイッチ。
セギさんは倒れるも、稲葉さんは一塁内野安打で続いて、1点追加でF6-3Bs。
 一死満塁が続き、打席には新庄さん。

 ・・・6-4-3、はいしゅーりょー。
もう、罵声が飛ぶ飛ぶ、さっきのソロなんかぶっ飛ぶくらい。


 6回、2番手建山さん・・・先頭から打者3人に、2安打1四球で無死満塁を作って降板。
何しに出てきたのよ。
 勝さんが慌てて出てきて、代打水口さんに左前に打たれて1点は失うも、
この当たりで同じく本塁を突いた阿部さんを、マシーアスさん-金子さん-信二さんの好返球で刺す好プレー。
 そして後続を断ち、何とか1失点ですみました・・・が。
ちょっと建山さん、シャレになってませんよ。

 この後は、久さん-清水さん-トーマスさんとマイケルさん以外の中継ぎ衆を総動員で、抑えきり。
しかし、ちょっと使いすぎでないかい?やっぱしもう一人中継ぎ増やそうよう。


 7回裏、Bs投手陣の壊滅が続きます。
安打や四球、そして稲葉さんを敬遠して二死満塁の場面で、新庄さんが打席に。

 ・・・打球が・・・うわ、来た、届いた。
東京Dならではの本塁打は、新庄さん復活を期待させるグランドスラム。
 ・・・まさか入るとは思わなかったなあ。
 
 チェンジで守備に着く新庄さん、ツヨシコールにバンザイで応え・・・。
 
 脱帽最敬礼、今考えると、このおじぎには深い意味があったんだなあ。
この時は、単に「全然打てなくてゴメンなさい」かと思ってました。


 試合はF10-4Bsで勝ち、お立ち台には新庄さん。
珍しー・・・・と思ったら、アレですよ。
 
 「タイガースで11年、アメリカで3年、日本ハムで3年。
            今シーズン限りでユニホームを脱ぎます。」
 
 ・・・・・。

 まあ、この件に関して云いたい事は、別件で書いたのでここには書きません。

 スタンドは騒然、この試合の勝ちなんでぶっ飛んじゃいましたよ。
普通なら勝利の二次会で盛り上がる筈が、延々延々延々ツヨシコール、新庄さんのHM、
昨年交流戦でやったZARDの替え歌をエンドレス・・・1時間くらいやってました。

 ・・・56番通路の常連組は、アホらしくなってさっさと帰るヒト多数でしたけど(w
 
 で、この騒ぎで、スコアボードを撮るのを忘れちゃいました。
ハッと気が付いたら、ぜーんぶ消えてるし・・・ちぇ。

  Bs:100 201 000= 4 ●セラフィニ-加藤-歌藤-金子-松村
  F :210 030 40X=10 ○江尻-建山-武田勝-武田久-清水-トーマス
  [本]Fマシーアス2号ソロ
     セギノール4号ソロ
     新庄2号ソロ・3号満塁
    Bs平野恵1号ソロ
     清原2号ソロ


○――――――
 19日。

 新庄さんの引退宣言を受けてか、報道各社が開場前のゲートに集結。
並んでいるファンに、インタビューとかしていました。
 ・・・TVに映らないようにカメラを避けてみましたが、もしかしたら見切れちゃってたかも。
 
 折角?TVカメラがゲート前に乗り込んで来たモノの、あんまし新庄さん効果は
なかった気がするなあ、特にお客が増えたって事は無かったし。

 Bs先発デイビーさん。
 
 良いんだか悪いんだか、判断に困る投球でした・・・が、
6失点なんだから良くは無いか。

 デイビーさんの立ち上がりを捉え、初回二死から小笠原さんがソロ、
セギさん中前、稲葉さん死球、新庄さん3ラン。
 
 前日の引退宣言でつっかえていたモノが取れたか、コールに応える表情も
比べモノにならない程晴れやかです。

 ファイターズ先発はリーさん。
 
 大西さんに2ラン、塩崎さんにはソロで3点を失いましたが、
7回0/3 4安打1四球3失点なら充分合格点、ナイスピーでした。

 スコアはこんな。
 
  Bs:●デイビー-中山-松村
  F :○リー-建山-Sマイケル
  [本]F小笠原3号ソロ
     新庄4号3ラン
    Bs大西2号2ラン
     塩崎1号ソロ

 稲葉さんの死球退場で稀哲さんが右翼に入った訳ですが、
打っても守っても大活躍、3の3ですよ。
 今年はいよいよ稀哲さん開花、しかし外野のレベルが高くて常時出場とは行かないんだよな。
マシーアスさんを内野で起用してくれれば左翼で固定できるんだけど、
内野は内野で使いたい選手がいっぱいいるし、マシーアスさんは左翼の守備が一番安定してるし。

 ・・・むう、いつからこんなに層が厚くなったんだ?


○――――――
 20日。

 ファイターズ先発はダルさん。
 
 前回の東京Dではプロ初完封をマークして、このマウンドも
期待が高まっていた訳ですが・・・。

 清原さんに死球。
 
 ・・・ってかアレに当たる?
まあこの件に関しても別に書いたので深くは触れませんが、
正直云って、観ていた時は当たったとは思いませんでしたよ。
 てっきりファールか、信二さんが逸らしたのかと。

 ・・・あれを避けられないんだもんなあ。

 これでビビっちゃったのか、この日のダルさんは良くありませんでした。
6回2/3 2本塁打含む7安打4四死球5失点。

 Bs先発は前川さん。
5回1/3 8安打無四球3失点。
 
 前川さんってーと、以前のストライクは入らないわ、ど真ん中放って打たれるわ、で
ライオンズ以外には勝てないってイメージしか無かったんですよ(w
 しかし生まれ変わったとの評判通り、低めに丁寧に集める投球で、
3回に稀哲さんの3ランを喰らった以外は、走者を出しつつも粘りの投球でした。
 
 その3ランを放ち、コールに応える稀哲さん。
来年、#1を受け継ぐのはアナタですとも、ええ。

 スコア。
 
  Bs:前川-加藤-菊地原-○萩原-S大久保
  F :ダルビッシュ-トーマス-武田久-MICHEAL-●建山-清水
  [本]F森本1号3ラン
    Bs中村3号3ラン
     平野恵2号2ラン

 3点取られたら取り返し、2点取られたら取り返して延長戦。
両軍中継ぎ陣が踏ん張って迎えた11回表、この回から登板の建山さんが
二死一二塁のピンチを作って降板、代わって清水さん。
 打席に迎えた日高さんに右前へ弾き返され、二走の北川さん本塁突入、
稀哲さんからのバックホームはやや逸れながらもアウトのタイミング・・・・だったのに。

 何故か中嶋さんがボールを捕って棒立ち、タッチに行く素振りさえ見せず、
北川さん生還で決勝点。
 ・・・中嶋さんのプレーは、謎です。

 9回からマイケルさんまで投入しただけに、取っておきたい試合でした・・・惜しい。


 前の2試合、平野さんや阿部さんを軸に、鉄壁の守りを見せていたBs二遊間ですが、
この試合のスタメン遊撃は後藤さん。
 尽くやらかしてくれてました(w、途中二塁に廻っても、やっぱりやらかし。
記録に残る失策は無いんですけど、ギリギリで内野安打にしちゃったり、守備範囲の狭さを露呈したり。
 もし、この試合ファイターズが勝っていたら、立て役者は後藤さんだったんだけどな。


○――――――
 引き続き3試合分のネタ写真です、こちらへどうぞ。


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