BACK

雑記帳04年10月

04.10.24.
台風一過西武D 前編   〜担当:市橋美和〜

 04年日本シリーズ第4戦、
 
21日は台風接近で、まさかの順延・・・。
 
 22日は台風一過、気持ちの良い秋空が広がり、無事に開催されました。
開門時間には、大勢のファンが球場前に集結です。

 開門して10分後くらいのレフトスタンド、いつも管理人が陣取っている辺りの様子です。
 
ドラゴンズファンで、びっちり・・・ちょっと違和感(w
 いつもの席を通り過ぎ、この日は三塁側A指定で観戦です。

 お客の入りとしてはイマイチ・・・
5回頃の写真ですが、一塁側スタンドにはあちこちに空席が。
 発表では、29,073人の観衆との事です(キャパは約35,000)。
 
 ドラゴンズベンチの上のほうの席だったので、三塁側の様子はあまり解りませんでしたが、
あたしの席の廻りは、結構空きがありました。
 順延で来られなくなったヒトが多いのか、それとも・・・。


○――――――
 試合前練習にて。
 一塁でノックを受けるカブレラ選手と、犬伏選手。
 
カブさんが打球を取り損ね、後ろの犬伏さんがビックリ。

 三塁でノックを受ける、後藤武選手。
 
・・・タケさんこんなトコにいないで、宮崎でしごかれてきなさいって、
どーせ出番は無いんだから(w


○――――――
 さて試合、ライオンズ先発は張投手。
 
1回先頭の荒木選手に中前に運ばれ、二盗も許し、
更には井端選手の右飛で三塁に進まれ・・・いきなりピンチ。
 何とか後続を断ちましたが、いきなりドラゴンズにイイように
やられていました。

 1回のドラゴンズの攻撃が終わると、何やら落合監督が
審判にクレーム。
 
 後で新聞を見て知ったのですが、どうも張投手のフォームが
二段モーションなのでは?と云っていたようで・・・。
 ・・・そちらの13番は、どーなのよ。

 ドラゴンズ先発は、大方の川上投手予想に反して山井投手でした。
ごめんなさい、山井さんて知りませんでした・・・勉強不足です。
 
 この山井さんが見事な投球、6回5安打2四球6奪三振で無失点。
初回こそリナレス選手や自らの失策でピンチを招きましたが、
盤石の投球でライオンズ打線を寄せ付けません。
 ・・・覚えました、山井さん(w


 好投を見せた山井さんに対し、張さんは先程の落合監督のクレームを気にしたか、
2回先頭のリナレス選手に手痛い一発を浴びて、先制を許してしまいます。
 
 リナレスさんは3打数2安打2四球で3得点の大活躍、
キューバの至宝の面目躍如。

 リナレスさんに負けじと、今度は4回の先頭アレックス選手がガツン、0-2。
 
アレックスさんはこの1安打だけでしたが、ドラゴンズに流れを
呼び寄せる、貴重な一発になりました。

 この本塁打で張さんがキレたか、続くリナレスさんに四球、
谷繁選手左前で無死一三塁、またもやピンチ。
 これがエンドランが掛かっていたっぽくて、リナレスさんがスタートを
切っていたんですよ。
 それを見た遊撃中島選手が二塁に入りかけていて、
打球に逆を突かれる形になっていました。
 もしスタートを切っていなかったら、恐らく遊撃定位置の当たりだったと思います。
・・・ドラゴンズ、見事な脚の絡め方ですねえ。

 7番高橋光選手は三振で一死一三塁、99年のシリーズでは5試合に出て無安打と
苦杯を舐めた井上選手が、ライトスタンドへ怒濤の一撃。
 
 シリーズ初安打が、値千金の3ラン。
ライオンズ、厳しい展開になってしまいました。

 ここで張さんKO・・・
 
3回1/3 5安打3四球5失点、試合を作る事は出来ませんでした。

 2番手に大沼投手。
 
この大沼さんも、ドラゴンズの勢いを詰める事は出来ません。

 5回一死から立浪選手に左前、そしてまたもや盗塁を許して一死二塁。
アレックスさんは三振に取ったモノの、リナレスさんに四球で一死二三塁とピンチを広げ・・・
 
 谷繁選手の当たりは左中間を破り、二者還ってトドメの2打点、
5回を終わって0-7。
 谷繁さんも4打数2安打1四球2打点と大当たり。
荒木-井端両選手のコンビは分断したモノの、中軸から下位打線にやられてしまいました。

 6回にも三井さんが1点を失い、0-8でもう勝負アリ。

 失意のまま、後半へ続きます。
  >>台風一過西武D 後編



BACK