雑記帳04年10月 |
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05.10.09.栄のエースは化け物かっ 〜担当:佐々木あすみ〜 第1試合はなんとか保っていたお天気、第2試合にはとうとう崩れました。 時折強い雨も降るなかで行われた好カード、浦学-栄です。 浦学先発、#10を背負った菊池君。 気迫溢れる投球、球速も結構出てるんじゃないかな? 威力ある球でぐいぐい押していきます。 対する栄先発は、夏には県下No.1投手とも云われた、エース木村君。 年上女房の山本センパイを失って、どんな投球をするか見物。 相変わらずのキレと制球、そして球威で、浦学打線をねじ伏せていきます。 この二人の、息詰まる投手戦となりました。 2回表、先頭の木村君の打席。 エースで四番でしかも主将ですか、背負わせ過ぎじゃないの(w 伊達に4番を張ってる訳じゃない、渾身のスイングで捕らえた打球は、左中間奥深くへ。 入ったかと思いましたが、残念ながらフェンスの一番上、やっぱり大宮公(ry クッションでもたつく間に一気に木村君は三塁到達、三塁打。 ・・・いよいよバケモノじみて来ましたよ、プロに行く選手ってこう云うのなんだろな、 全国の皆さん、埼玉栄の木村君は覚えていて損は無いですよ、多分。 栄無死三塁の大チャンスですが、後続が三人で倒れて無得点。 菊池君も素晴らしい投球です、この後栄打線沈黙、四球こそ選ぶモノの6回までに出た 安打がこの三塁打1本だけ。 マウンドで吠える菊池君。 木村君も浦学打線を6回まで散発の3安打、見ていて痺れまくりな試合になってきました。 正に息詰まる投手戦。 試合が動き始めたのが7回表、栄に2本目の安打が出て、四球もあって二死一二塁の チャンスを作るも、ここも菊池君が粘りの投球。 そして8回表、再び栄にチャンス到来。 先頭の9番二塁手#4鈴木君が、この試合3つ目の四球を選んで出塁。 このコ、打席の中でちょこちょこ動き回り、バントの構えとかして揺さぶって、 3打席で3四球をもぎ取ってます、なかなかのクセモノ。 1番に戻って#8竹内君が犠打成功で一死二塁、このコも3四球の鈴木君を3回ともキッチリ送り。 地味ながらも仕事キッチリ。 2番#5白井君が倒れて二死二塁、3番#6平川君。 チーム3本目の安打が右前ややライン寄りに、突っ込ませるかとも思いましたが自重、 鈴木君は三塁ストップ。 そして打席には、エースで4番で主将、怪物木村君。 しっかり見極めて四球、4番で決めたいトコでしたが、二死満塁で栄のチャンス続行。 大盛り上がりの栄応援席、夏に続いて浦学撃破なるか。 しかし菊池君が崩れません、粘ります、大した精神力です。 5番#3川本君が二ゴロに倒れて、この回も無得点、両軍ともゼロが並びます。 得てしてピンチの後にはチャンスあり、チャンスの後にはピンチあり。 8回裏、浦学先頭の#2阿部君が右中間への二塁打で出塁、浦学始めて二塁を踏みました。 そして8番菊池くん、一塁前への犠打成功。 この犠打の処理で、ついに栄にミスが出ました、一塁ベースカバーが落球、無死一三塁に。 こう云う試合でのこう云うミスは・・・痛いです、栄。 9番#4白石君の当たりは大きな右飛。 犠飛には充分、三塁から阿部君が本塁を駆け抜け、浦学に待望の1点が入りました。 この試合始めてのチャンス、正にワンチャンス、逃しませんねえ、浦学は。 最後も菊池君がキッチリ締め、2時間6分の好ゲームは幕を下ろしました。 菊池君9回3安打4四死球3奪三振無失点。 木村君8回4安打1四球5奪三振1失点。 いずれ劣らぬ好投を見せてくれた、両投手に拍手です。 ・・・鳥肌モノの試合でした、痺れたー。 プレーオフの中継を、おっぽりだして観に行った甲斐があるってもんです。 新チームになっても、浦学も栄も今年の夏の強さを維持してます、 来年の夏までは、浦学、栄、ちょっと落ちて?共栄の、3強が続きそうな感じ。 ・・・共栄はビミョーかなあ、9日の決勝戦で真価が問われますね。 |
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