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雑記帳04年09月

05.09.21.
鎌ヶ谷水没   〜担当:佐々木あすみ〜

 9/11、久しぶりの鎌ヶ谷観戦、今年はコレで7試合目・・・少な。
しかもイーグルスばっかし、まあそれはそれで良いんですけど。
 
 試合前の打撃練習、なんかブサイクな投げ方のバッピだなーと思って
良く見たら、駒田コーチが投げてました。
 
 試合中は一塁ベースコーチに立つ駒田さん、あれこないだ見た時は
上川さんだったのに、どうしたんだろ。

 ノックでは、一塁に入る選手がいないで、大ちゃんこと
山下二軍監督自ら球を受けていました。
 
 ・・・そこまで人出が足りませんか、イーグルス。

 試合前のサイン会、この日は中村畳さんと橋本さんのルーキー投手コンビ。
 
 同行したみなせサンに「去年の都市対抗観てましたよ」と振られて笑顔な畳さん。
あ、それだったらウチも、橋本さんがトヨタ戦で完投勝利を挙げたのを、観てましたよ。
・・・とは、特には云わず。


○――――――
 さて試合、先発はファイターズ正田さん、イーグルス紀藤さんの発表。
ブルペンで正田さんが投げるのを見て、早く帰ってこないかなあとか思っていたら、
いつの間にか橋本さんが肩を作り始めました。
 おいおい、もう2番手の用意ですかー?。

 そんなこんなで、ファイターズ先発の右で投げる正田さん。
 
 ンな訳無いですね、試合前に急遽橋本さんが作っていたのは、
正田さんがブルペンで投げていて故障したからなんですね・・・何やってんだか。

 スタメン発表の段で、橋本さんがコールされた時のスタンドの雰囲気はちょっと異様でした、
スタンド中に????なマークがいっぱい。

 さて緊急登板の橋本さん、さっきまでサイン会やったりで全く準備もなく、
慌てて作ったせいかあんまし良くなかったですねえ、まあ仕方ないか。
 それでも2回を投げて1安打無四球無失点ですから、上々でしょう。

 2番手押本さん。
 
 こちらももうひとつピリッとしません。

 3回先頭の中島さん、右前に弾き返して一塁へ。
 
 ちょっとコンニャク打法っぽくて、フォームがなかなかカッコいい。
 
 新里さん倒れて一死、永池さんも右前に。
 
 中島さん、一気に三塁を陥れました。

 さて、ここからが問題。
1番に戻って坂さんを三振に、一塁走者の永池さんが二塁へ走っていて
よっし三振ゲッツー戴き♪と思ったら。
 
 駒居さんの送球は尾崎さんの頭を越えて中前に、中島さん難なく生還。
・・・駒居さんの中前適時打二塁悪送球でイーグルス先制、コラァ。

 尚も二死二塁、この試合は一塁手で出場のルーキー塩川さんが今度は中前に。
 
 二塁から永池さんが本塁を突きますが、コレはさすがに無茶。
工藤さんからの好返球もあって、本塁5m前でアウト確定。
 
 その工藤さんを讃えるファイターズベンチ。

 この回3安打に駒居さんの悪送球もありましたが、何とか1失点で終えました。
コレがマリーンズ辺りだったら、一気に畳みかけて来るんだろうなあ。
 そんな立ち上がりだった押本さん、その後は一応抑えて4回4安打無四球1失点。
一応抑えてはいますが、やっぱり内容はあんまし良くないなあ。


 さて、イーグルス先発は紀藤さん、試合前の発表を聞いて
さよなら登板じゃないの〜?なんて冗談を云っていたら・・・・くすん。
 
 立ち上がりから走者を背負う苦しい投球、3回に捕まえました。

 3回裏の攻撃は、打順良く1番工藤さんから。
 
 直前に永池さんを差して気分良く打席に入ったか、
工藤さんが右中間を深々と破る三塁打。
 
 稲田さんが右前で続いて工藤さん生還、早速同点に。

 3番阿久根さん倒れ一死、4番島田さんも上手く右前に追っつけて一二塁、
5番市川さんの右飛で稲田さんが三進、二死一三塁。
 
 6番鵜久森さん、変化球にちょっとタイミングを崩されるも
そこをぐっと引きつけて見事右前に、稲田さん生還で逆転2-1。
 鵜久森さんって云うとただぶん回す印象でしたが、このバッティングはお見事でした、
こう云うのが出来るようになると、将来が楽しみになってきます。

 ファイターズの猛攻は4回も続きます。
先頭の8番駒居さんが四球を選んで、9番紺田さん。
 
 暫く見ない内にフォームが変わりましたね、構えに入る時にこんな感じで
右足を大きく上げたりもして、ちょっとカッコ良い。
 しかしこの打席は一ゴロ併殺崩れ、なんとか一塁に生きて一死一塁。
工藤さんも左前で続き、稲田さん中前で紺田さんを返して2打点目、3-1に。

 更に阿久根さんも右前で満塁に、そして打席には島田さん。
 
 この場面で島田さんに望むモノと云ったら、当然満塁弾でしょう・・・
・・・って、ホントに行ったあ♪
 写真を見ると完全に泳がされているのですが、上手くバットに乗せてすくい上げ、
打球は左翼フェンス越え、凄いや島田さん。

 ってな感じで紀藤さん大炎上、3回1/3 10安打2四球7失点・・・
もしこの試合でビシッと抑えていたら、戦力外通告は無かったのかなあ。

 満塁弾を浴びて紀藤さん降板、2番手佐藤さん。
 
 イーグルスのファームを観に来る度に、投げてる気がするなあ。
2/3打者二人でピシャリ。

 5回、合併前のバファローズを解雇され、イーグルスに拾われた根市さんが登板。
若いとは云え、根市さんもクビが危うい立場、ここはしっかりアピールしたいトコ。
 
 しかしのっけからストライクが入りません、クソボールもイイ所、
捕手が伸び上がっても取れないド高目がバックネットに突き刺さったりして、
先頭の安パイ尾崎さんに四球、続く駒居さんは中前で無死一二塁に。

 しかし少し落ち着いたか制球を取り戻し、後続は3人で抑えて無失点、
1回1安打1四球無失点、まあ良しかな。
 球自体は威力があるし、フォームもこれでもかってくらいダイナミックで
観ていて面白い投手ではあります、来季があることを願って期待しています。

 根市さんの写真あたりからかなり暗くなってますが、
6回4番手の小池さんが登板する時には、洒落にならなくらい真っ暗。
 
 折から雷雲が近付いていたのですが、この頃には球場周辺はその雲に完全に覆われて
昼間とは思えない程の暗さ。
 6回先頭の阿久根さんが三振した所で、審判が試合を止めました。
 
 中断理由が「暗黒のため」、日没は良く聞きますが、暗黒ってのは初めて聞きました。
次打者の島田さんも、ぼーぜんとした感じ。
 ユニが白いので、補正したらある程度は見られる状態になりましたが、
マリーンズのビジユニとかだったら、何が何だかな写真になっちゃったろうな。
 実際審判が完全に潰れてます、左上の選手3人の右下に、審判が写ってるのが解ります?

 この時点では、まだ雨はポツリポツリでしたが、中断して程なく気が狂ったような
土砂降りになり、一瞬でグラウンドは池状態、そしてコールドが宣告されました。
 
 しまった、中断する前にスコアボードを撮ってない、と土砂降りの中
撮影敢行・・・しかし撮れたもんじゃなかったです、っつーかカメラが壊れちゃう。

 しかしみなせサンが、こうある事を予想して6回に入る所で
スコアボードを撮影していました、さすがです。
 それにしても、凄い空の色・・・何だかおぞましくもあります。
 
 正田さんの登板回避に、イーグルスの解雇当落線上の投手陣の登板、
島田さんに満塁弾、そして土砂降りと、ネタ盛り沢山な試合でした。


○――――――
 土砂降りはすぐに収まるだろうと思っていたのですが、一向に止む気配もナシ、
雨をしのげる場所にはヒトがいっぱいで、このままここにいても仕方が無いと
強行で帰る事にしました。
 まずクルマまで戻るだけで一苦労、もう傘なんて役に立たないので
そのまま突撃、もうパンツまでぐっしょり。
 駐車場の側溝からは流れきらない水が溢れ出し、駐車場も既に池。
なんとかクルマに戻り、スタンド入り口にクルマを付けてみなせサンを拾い、球場を脱出。

 そこからがシャレになってません、球場を出て左に行ってすぐの所に急な坂があるのですが、
ここが殆ど滝状態、道端の泥も巻き込んで、半ば土石流。
 坂を越えれば比較的高台な場所なので、そこまで行けば・・・と思ったら甘かったです。
 
 降り始めてせいぜい30分そこそこですよ、こんなに水が出るのお!?
ビビったクルマが冠水してるトコで止まるし・・・バカっ、一気に行けっ。
 
 住宅地の路地も完全に冠水、結構な深さもあったし、下手したら床下浸水くらい
してるんじゃないかなあ・・・。

 少し球場から離れて、八柱霊園の裏辺り。
 
 幾分明るくなって雨もやや小振り(ってか普通に云う強い雨)になりましたが、かなりの冠水。
車道で信号も多いので、冠水してるトコで止まらないかとヒヤヒヤ。

 しかし、確かに物凄い雨ではありましたが、この程度なら年に何度かは降るだろうし、
その度にこんなに水が出るのかなあ、鎌ヶ谷近辺。

 一カ所マジでヤバいくらいの深さの場所があって、引き返す訳にも行かず
イチかバチかで突入したんですよ。
 そこまでの深さは未経験だったのですが、水の抵抗があんなに凄いとは。
シフトを2レンジに入れてブンブンふかしても、全然進まない・・・。
 管理人真っ青、止まるっ止まるうっ・・・何とか抜けた時には脂汗かいてました。

 あ、水没写真は当然管理人が撮った訳じゃないです、運転してますモノ。
スコアボード写真共々、みなせサンに戴きました、どもです。


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