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雑記帳04年09月

05.09.19.
まるで公牛戦   〜担当:佐々木あすみ〜

 18日はお昼過ぎから用事があったのですが、それまでは時間があるって事で
午前中に大宮公園に繰り出して、関東選抜リーグ富士重工-東芝を観に行ってみました。
 
 秋晴れがさわやか〜、しかしやっぱりまだ陽射しはキツいです。

 そしてトンボが大発生、グラウンドに群を成して飛び回っています。
 
 ホコリみたいに写ってるのがトンボなのですが、あれだけ飛んでいたら
選手の集中力にも影響しそう。


 さて、さらっと試合のレポ。
富士重工先発は#16小出琢磨さん、昨年はドラフト候補にも上げられていましたが、今年はどうかな?
 
 さすがはドラフト候補に名前が挙げられるだけあって良い投手です、
立ち上がりから好調に飛ばし、東芝打線を抑え込みます。

 東芝先発は#15中野真博さん。
 
 こちらも立ち上がりはまずまずの投球、序盤はこの両投手の投げ合いで、
一応投手戦の様相・・・でしたが、中盤に中野さんが富士重工打線に捕まりました。

 2回表に1点を先取した富士重工、5回表に4本長短打で3点追加、
更に6回表にも猛攻、東芝守備陣の失策も絡んで、計5点を失って中野さんKO。

 6回表一死一二塁の場面で登板の、2番手#14清水芳政さん。
 
 この継投が完全に火に油、いきなり死球で満塁にすると、後続に適時打、
そして3ランを浴びて、10-0と完全に富士重工圧勝ペースに。
 

 しかし東芝もやられっぱなしではいません、10点差を追いかけるべく
好投していた小出さんに襲いかかり、6回裏は代打攻勢もかけて、
打者9人5安打1四球で3点をもぎ取ります。
 
 単打ばかりだったので、もうひとつ大量点にはならず・・・
3点を失い尚も満塁のピンチを三振で切り抜けた小出さん、マウンドを降りつつ思わず苦笑い?


 6回を終わって富10-3東、まあまだまだ富士重工ペースではありました、
このままなら、最後まで観ても用事に差し支えないかなーとか思ったのに。

 東芝打線に点いた火は、消えてませんでした、
7回裏、富士重工2番手で登板の#11久嶋隆行さんがメッタ打ち。
 
 5本の長短打に1失策も絡んでこの回も4失点・・・富10-7東と東芝が追い上げ、
試合が解らなくなってきました・・・っつーか試合が長くなってきたなあ。

 余談、久嶋さんのプロフィールを見て、あれっと思って調べてみたら
ライオンズの大島さんと埼玉栄の同期なんですね、#10で甲子園に行っていたようです。
・・・覚えてないけど(w

 3点差になって、意気上がる東芝。
 
 しかし、7回表から登板している東芝3番手#13小林基嗣さんが、8回に1失点。
富11-7東として富士重工も振り切ろうと必死・・・っつーか時間が・・・。

 8回裏、富士重工3番手#14山口直人さん。
 
 取られたら取り返す東芝、代打平馬さんの左翼フェンス直撃の二塁打を足掛かりに
1点を取って富11-8東と追いすがる追いすがる・・・試合長いよう・・・。

 そして最終回、9回表から4番手#16小野亨さん。
 
 今度は富士重工が代打攻勢、2安打と1四球で1点追加、富12-8東に。

 尚も一死満塁と攻め立てる富士重工、東芝は小野さんから
5番手#12藤田卓司さんにスイッチ。
 
 どーでもいーけど、東芝ってキテレツな個性的なフォームの投手が多いなあ、
エースの磯村さんからして変則サイドですが、藤田さんもクセのあるサイド、
小野さんなんて身体が壊れっちゃうんじゃないかって位ぶん廻したオーバースローだし。

 迎えた富士重工打者、#1渡邉孝治さんの打球は犠飛になるかはビミョーな浅めの右飛、
ここで珍プレー。
 三塁走者の#5伊藤裕樹さんが猛然とタッチアップ、それを見て二塁走者の#7柿沼伸彦さんもスタート。
しかし三本間真ん中くらいまで走った伊藤さんが、いきなり三塁へ逆戻り。
 
 行き場を失った柿沼さん、送球をカットした一塁手結城さんに追われてタッチアウト。
・・・云っては失礼ですが、柿沼さんの慌てっぷりにちょっと笑っちゃったり。

 ってなトコで、時間切れ。
 
 1時には球場を出ないとヤバいので、9回裏は諦め・・・もう少しなのに、残念。
序盤のペースなら、最後まで観られると思ったのに、打ちすぎ打たれ過ぎなバカ試合。

 9回裏は東芝無得点で、このまま富12-8東で終わったようですね。



 ここまでは投手写真ばかりでしたが、野手も少しだけピックアップ。
・・・何しろ16安打の15安打ですからね、活躍した野手を挙げていたらキリが無いです。

 富士重工#2室林司樹(もときって読みます)さん。
 
 一時はダメ押しになる3ラン含む、5打数3安打4打点、
あの広い大宮公園でフェンス越えはお見事、そしてあと二塁打が出ればサイクルでした。

 東芝#1平馬淳さん。
 
 代打で1打数1安打、あと数十センチでスタンドインな特大二塁打。
やっぱり大宮公園のフェンスは高い。

 東芝#24結城充弘さん。
 
 5打数3安打2打点、成績云々よりも、声が良く出てますねえ、関西弁で捲し立ててます。
東芝の攻撃中にベンチから聞こえる関西弁のヤジも、きっとこのヒトなんだろな。
 味方にもキビシいんですよw、投手の球が上擦ってると、
「高いよ!」→「低く低く!」→「下げろよっっっ!!!」ってな感じに口調がキツくなってきます。
 プレーも気迫溢れて、なかなかのファイターですね。

 東芝#9露口高幸さん。
 
 5打数3安打、守備もまずまずだし、まだ若いし、
プロ入りの目もあるんじゃないかなあと思って見ています。

 そう云えば、東芝はこの試合に井関さんがいなかったなあ、どうしたんだろ。
井関さんも見たかったんだけどな。


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