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雑記帳04年07月

05.07.31.
準決勝第2試合   〜担当:佐々木あすみ〜

 準決勝だと云うのに、共栄の応援少なっ。
野球部員、父母会、吹奏楽部、チア(ダンス部だっけ)はいつも通りですが、
一般生徒の動員はかけてないのかな?
 
 管理人が現役の頃は、結構早い段階で動員掛かったけどなあ。
・・・今は、野球の応援する時間があるなら、お勉強でもしてなさいってかな(w

 一方の徳栄は、かなりの人数を動員、芝生席寄りに2ブロック程残して、
ほぼ徳栄関係者で埋めてました。
 
 一般生徒に加え、見える範囲にはアメフトやサッカー部(良く解らないけど、そんな感じのユニ着用)
やら、運動部員がかなりいました。
 彼らは普段から応援慣れしてるのでしょう、ノリも良く、
発声の迫力も違うのでスタンドの盛り上がりに一役。

 応援合戦は、徳栄に軍配。


○――――――
 さて試合、徳栄先発はエースナンバーを背負った菅井君。
 
 初回、ポンポンと二死を取ったモノの、3番井上君は右翼線への二塁打。
その井上君を、4番主将の鶴岡君が還して、共栄先制。
 で、その後が徳栄いただけません、5番射手矢君、6番渡辺君のそれぞれ何でもない内野ゴロを
徳栄内野陣が連続エラー、鶴岡君も還って、共栄2-0徳栄 と差を広げました。
 徳栄ナイン、固くなってたかなあ。

 そして4回表、大きく試合が動きます。
また二死から、1番山口君が渋く二塁手左への内野安打、コレを徳栄二塁手高橋君が一塁へ悪送球、
ワンヒットワンエラーの形で山口君は二塁へ、更に2番前田君の打席で菅井君暴投、山口君三進。
 
 労せずしてチャンスを広げた共栄、前田君は右中間への二塁打を放ち追加点、
そしてこの大会大当たりの3番井上君。
 
 右前に弾き返して二死一三塁、井上君は4回第3打席にして猛打賞、打ちまくりです。
更に二盗も決めて二死二三塁に。

 ここで徳栄は、菅井君を諦め二番手馬場君がマウンドへ。
 
 相手がミスを見せれば畳み込むのが今年の共栄、4番鶴岡君が歩いて二死満塁にして、
ポイントゲッター番射手矢君・・・射手矢君の構えやらフォームって、カッコ良いと思ふ。
 
 カッコだけではありません、見事右中間へかっ飛ばして走者一掃三塁打、
更に射手矢君を7番佐藤君が還してもう1点。
 共栄7-0徳栄 と、大量リードを得ました。

 何とか反撃の糸口を掴みたい徳栄、5回裏先頭の大堂君が右中間三塁打で
無死三塁のチャンス到来。
 
 しかし大量点のある共栄、落ち着いて1点OKの打者勝負、後続3人を内野ゴロで仕留め、
もちろん大堂君は本塁を踏んで1点を返されましたが、それだけ。


 6回からは試合が締まりました、徳栄3番手本沢君3回を投げて無安打1四球の好投。
 
 徳栄守備陣も、固さが取れてしっかり守ります。

 しかし、それ以上に共栄の守備が固い。
後半に入って疲れたのか、共栄先発難波君が良い当たりを飛ばされ始めたのですが、
好プレー連発で難波君を盛り立てます。
 
 6回裏先頭2番阿部君の大飛球、右翼渡辺君が背走背走、見事キャッチ。
完全に頭を抜かれて長打確定と思われただけに、大きいプレーです。

 7回裏一死から中前で出た6番春日君、二盗を企てるも捕手鶴岡君が見事阻止。
 
 イイ捕手だなあ、鶴岡君。
 しかし続く7番大堂君を歩かせてしまい、二死一塁で8番石塚君の当たりは三遊間。
 
 これを三塁佐藤君がもぎ取って、一塁送球でアウト。

 ピンチの芽を、未然に摘んで取ってしまう共栄の守備。
この回はひとつのポイントになりました、もし・・・れば・・・大量失点の目もあったかも。
 つくづく堅い守備は、武器になります。


 8回裏から、難波君に代えてエースナンバーの大竹君がマウンドへ。
 
 しかし・・・大竹君ちょっと不調?
いきなり先頭の代打橋本君に、右翼線を襲われました。
 
 コレは下手したら三塁打?ってな勢いでしたが、俊足飛ばして渡辺君が追い付きました、
ちょっとナニこのコの守備範囲、すっげー。

 しかし、続く1番高橋君を歩かせてしまう大竹君、
後もイイ当たりされすぎ。
 2番阿部君は右中間へ、まあ先の二つに比べれば何て事無い打球ですが、それなりに大きい右飛、
もちろん渡辺君にはイージー。
 
 ついでなので、大宮公園の外野フェンスの高さも見ておいて下さい(w
こうして見ると、5mはありそう?

 3番今西君は中直。
 
 井上君が捌いて、8回裏は事無き。

 9回表。徳栄は4番手に#8を付けた2年生の成瀬君が登板。
 
 レギュラーナンバーですが中堅から廻った訳でなく、ベンチから登場。
打者としてより、投手として買われてるのかなあ、来年#1を付けたりして?
 渡辺君に単打を1本打たれましたが、牽制で差して3人で終了、
ちょっと面白そうな投手です。

 決勝進出目前の共栄、最後はピシャリと・・・はちょっと行かない。
大竹君が先頭の4番長岡君に死球・・・締まらないなあ。
 
 しかしそれをカバーする守備陣、5番生天目君の二遊間への当たりを
遊撃前田君が掴み、華麗なステップで6.6-3の併殺完成。

 最後は6番春日君の一ゴロを射手矢君がガッチリ掴んで試合終了。
 
 数字の上では楽勝ですが、後半はちょっとヤバかったです・・・。
 
 右翼への大飛球二つ、あれが抜けていたらどうなっていたか。
良く守りましたよ。

 そして良く投げた、共栄先発難波君、1年生。
・・・何故か打席の写真(w
 
 打っても3打数1安打1犠打、結構打撃も良さげですよ、
野球センスがあるんでしょうねえ。
 投げても7回3安打3四死球2奪三振1失点、終盤バテたのか
ちょっと捕まりかけましたが、バックが盛り立てました。
 三振をバッタバッタってタイプでも無いようだし、堅守と噛み合って
良く試合を作りました・・・末恐ろしい1年生です。

 守備がポイントになったこの試合、左翼は斉藤君ではなく
呉屋君がスタメンで入りました。
 
 斉藤君の打撃は魅力ですが、呉屋君の堅実かつ気迫溢れるプレーのほうが、
今の共栄には合っている気がします。
 ・・・斉藤君は、射手矢君の後の一塁手ってコトで宜しく、
ちょっと左翼は見てらんない・・・まあ1年生だし、これから上手くなるかもですケド。

 そして主将鶴岡君、イイ捕手ですねえ。
 
 想像していたよりも、実際に見るともっとイイです、
打って守って、そしてチームを引っ張って、正に親亀。
 ぶっちゃけ、浦学の今成君より上だと思うのですが・・・ってのは贔屓目かなあ。


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