雑記帳04年07月 |
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05.07.27.君に見せたい夏がある 〜担当:佐々木あすみ〜 21日に行われた、浦和学院-坂戸西、所商-熊谷工、朝霞-浦和実業のレポを。 まずは大宮公園第1試合、浦学-坂戸西から。 浦学の先発は、#5を付けた藤倉君。 投手陣温存なのか、純粋に藤倉君の投手としての力を買っての起用なのか 知りませんが、コレが見事に裏目。 1回表先頭の坂本君を遊撃後方へのテキサスで出すと、2番青木君の投前犠打を 藤倉君が二塁へ野選で無死一二塁、3番岡崎君も続いて犠打で一死二三塁。 4番忽滑谷君がキッチリ犠飛を打ち上げ坂西先制、5番加藤君、6番松田君の 連続長短打で更に2点、坂西がいきなり3点をもぎ取りました。 この3点が、浦学に大きくのしかかる事になります。 ・・・それにしても、「忽滑谷」って読めます?アナウンスでは「ぬかりや」って 云ってた気がしますが、合ってるかな。 2回からは、#10の村尾君が登板。 2回こそ三凡で抑えたモノの、3回以降は毎回走者を背負う苦しい投球。 一方の坂西の先発は、#11を付けた丸山君。 多分スライダーだとだと思うのですが、変化球のキレ制球とも抜群、 豪打の浦学打線をなんとか抑えて行きます。 しかしそこは試合巧者の浦学、少ない隙を突いてじわじわ得点。 2回裏先頭の4番前野君が中前で出ると、5番都築君は四球で無死一二塁。 ここで、マウンドでの3失点をバットで汚名返上と行きたい6番藤倉君の打席、 丸山君痛恨の暴投で無死二三塁とし、藤倉君は一ゴロで前野君を迎え入れて1-3。 一ゴロの間に三塁へ進んだ都築君を、7番小川君が犠飛で返して2-3、 浦学はソツの無い野球で1点差に詰め寄りました。 そして5回裏にも、二塁打で出た1番堀越君が三盗、2番古市君の遊ゴロで 返して3-3の同点にします。 序盤で同点にできたのは、浦学にとって大きかったですね。 それにしても、2回にしろ5回にしろ、1安打ずつなんですよ、坂西のミスや 積極的な走塁で、もぎ取った3点でした。 村尾、丸山両投手とも走者を出しながらも、息詰まる粘りの投手戦、 7回裏に試合が動きます。 先頭の9番村尾君の当たりは平凡な三ゴロ、しかしここまで盤石の守りを見せていた 三塁松田君が一塁悪送球、村尾君は二塁へ進みます。 1番に返って堀越君は、食らい付いての犠打成功で一死三塁に。 そして2番古市君がしぶとく三遊間を破って、浦学遂に勝ち越し4-3。 続く3番渡部君は三ゴロに倒れるも、前野君、都築君が四球を選んで二死満塁、 浦学猛攻か、坂西はこれまでか。 しかし丸山君の粘投は終わりません、このピンチを三ゴロで切り抜け、 味方の反撃に繋ぎました。 1点ビハインドとされた坂西、8回表はポンポンと二死を取られるも、 忽滑谷君が4番の意地を見せました。 打球は右中間最深部への大飛球、この広い大宮公園では本塁打にはなりませんでしたが、 巨体183cm90kgの巨体を揺すって三塁到達、希望を繋ぎました。 ぶっちゃけた話、そのあまりの鈍足にちょっとビックリしたのですが(w、 果敢に三塁を目指した気迫には純粋に感心しました。 三塁に走者を背負った浦学村尾君ですが、落ち着いた投球で後続を断って リードを保ちました。 そして8回裏、そろそろ疲労の色の濃くなった坂西丸山君、 連打や味方の失策で二死満塁のピンチを招きますが、まだまだ粘る粘る、 このピンチは無失点で抑えきりました。 フツー浦学相手に、あそこまで走者を出したらいい加減キレちゃって崩れそうな もんですが、崩れないんですよ・・・凄い精神力です。 浦学は丸山君を攻めあぐね、逆に粘りに粘る坂西、とうとう4-3で9回表を迎え、 坂西はまだまだ浦学に食らい付きます。 先頭の6番松田君が右前へ弾き返し、 7番田中君はキッチリ犠打で一死二塁、チャンスを作りました。 8番丸山君は三ゴロに倒れるも、9番岩崎亮君が執念の遊撃内野安打、二死一三塁に。 凄い、凄い試合になっちゃいました。 そして1番坂本君は、痛烈なライナーを!! しかし無情、コレが二塁手真っ正面。 打った瞬間は抜けた!と思ったのですが・・・。 浦学、逃げ切り4-3で終了。 熱闘2時間42分、坂戸西の粘りは遂に及ばず、王者浦学に軍配。 丸山君、8回7安打6四球3奪三振4失点の熱投、浦学相手に完投4失点は凄いですよ。 そして打線も10安打2四死球で3点と、全く引けを取らず。 逆に、丸尾君は8回を投げて7安打2四死球ですか、見事な制球力です。 打たれても、連打を許さない散発7安打ってのが、大したもんです。 こんなレポじゃあ伝わり切らないとは思いますが、最後の最後まで浦学を 苦しめた坂戸西、そして野球巧者ぶりを見せつけた浦学、素晴らしい試合でした、 感動しましたよ、あっぱれですよ。 ○―――――― さて、感動収まらぬまま、てくてく歩いて大宮市営球場へ。 スタンド入りしたのが12時過ぎ、所沢商-熊谷工の一戦は、もうとっくに始まっています。 ・・・もう4回ですか、早いなあ・・・って、大宮公園の第1試合が長かったのか。 スコアを付け始めたのが4回裏の所商の攻撃からで、得点は3-0と所商リード。 所商エースの古戎君、正確な数字は勿論解らないのですが、 ゲッツーや走塁死などが無ければ、熊工の打順の巡りからして5回までパーフェクトピッチ。 その後2安打1四球を出しましたが、安定感抜群。 5回裏、先頭の4番仲君に豪快な一発。 左中間スタンドへ突き刺さるソロで、所商4点目。 ・・・やっぱり大宮市営なら、本塁打も出るなあ(w 余談、大宮公園は中堅122m両翼99m、フェンスは安く見ても4m以上はあります、 大宮市営は中堅122m両翼91m、フェンスもイイとこ2m半程度かなあ、見た感じですけど。 所商のチア、得点が入るとスワローズよろしく傘踊り、勿論東京音頭で。 ・・・所沢なのに東京音頭はないよなあ(w、せめて東村山音頭で・・・イッチョメイッチョメ ワーオ 6回裏にも所商1点追加、7回裏にも6番小島君、7番清水君の連続長打、 そして8番河野君が三遊間を破り・・・。 あら終わっちゃった。 7回コールド7-0で、所商圧勝・・・1時間弱しか観てないよう。 ・・・4イニングそこそこしか観てないこの試合を、観戦数に入れていいモノやら。 エース古戎君も良いし、打線も爆発力があるだけに、今年は期待できたのですが・・・。 23日の5回戦浦学戦には完敗とは・・・浦学恐るべし。 ○―――――― そして大宮市営第3試合、朝霞-浦実ですが・・・。 云っちゃ悪いですがぐだぐだ(w、両校の投手ともストライクが入りません、 合わせて16安打15四死球の大乱戦。 序盤はそれなりに締まっていたのですが、6回から何が何やら。 まあ、そんな中でも8回0/3を投げ抜いた浦実佐藤琢君は、あっぱれかな、 球数は勘定してないのでアレですが、凄い数行ってそう。 試合もアレだし、電池も厳しかったので写真はあんまし撮ってません、 ごめんなさいです。 この試合は、ネタ写真だけ。 浦実8番捕手・・・山カイカイカン粟・・・って書いて、なんて読むんですか? アナウンスもハッキリ聞き取れなくて、解りません・・・教えてエラいヒト。 朝霞高校の応援席に、気になるボードが。 リードを取る時に「こんな曲でこんなコールですよー」ってな感じでスタンドに 掲げるボードなのですが、サクラ大戦ってナニ? ・・・と思ってたら、ホントに演ってました、檄!帝国華撃団のサビ。 うーてーよーホニャラララ〜場外ホームラン〜ってな感じだったかな。 ○―――――― 球場ぐるめ? 厳密に球場ぐるめとは云えませんが、5回終了時のグラウンド整備の間に、 各校の父母会の方がスタンドの観客にお茶を振る舞う事が、よくあります。 炎天下、氷が入ってきーんと冷えたお茶が、とってもウマ、ごちそうさまでした♪ 管理人はさっさと喫煙所に行っちゃうので、あんまり貰う機会が無いんですけどね(w |
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