06.05.02.
 和田べん 〜担当：佐々木あすみ〜
ライオンズ先発松坂さん。
この試合は松坂さんに尽きる、と云っても過言では無いかと。
立ち上がりからテンポよく投げ込み、３回までパーフェクトピッチで無駄球も無く、
試合のテンポも速い速い、１時間程で４回を終えてたような。
マリーンズ先発小野さん。
こちらはヨタヨタ・・・２回裏は３四球で満塁にしちゃったり、とにかく制球がボロボロ。
しかしそれがかえってライオンズ打線の打ち気をそいだのか、走者は出すも
決定打を許さず。
やっと点を取ったのが、４回裏のおかわり剛也さんのソロ。
剛也さんも、観に行くと良く打つなあ。
ライナちゃんとのハイタッチを撮ったら、ムネを触られてきゃあ、な絵に見えたり見えなかったり。
好投の松坂さんに対し、４回先頭の西岡さんが絶妙のセーフティ。
二塁手浩之さん猛ダッシュでの好守も及ばず、西岡さん出塁。
一死後福浦さんの右前で一三塁とし、ベニーさんの浅い右飛で西岡さん本塁突撃。
G.G.さんからの返球がドンぴしゃストライク、西岡さん余裕で本塁憤死。
なんぼなんでも浅かったなあ、三塁コーチがG.G.さんを舐めたかな。
さすがは元捕手だけに強肩です。
西岡さんはこのプレーでどこぞを痛めたか、次の守備から下がりました。
５回も三凡に切り、もうこりゃ完封かな？と思われ始めた６回表。
完全に安パイ扱いの塀内さんが、ライトスタンドへ一撃・・・これはびっくりプロ入り２号。
こう云う試合は、得てして伏兵にしてやられるモノですねえ。
お互いソロ一発ずつで1-1、松坂さんは良いし、小野さんは粘るし、
息詰まる投手戦となりました。
７回表一死一二塁のピンチを作ると、とうとう小野さん降板、
打席に赤田さんを迎えて、藤田さんが登板。
赤田さんは二ゴロで併殺打、見事ピンチを救った左の切り札。
打線が奮わないライオンズ、これでこの試合３つ目のゲッツーですよ。
打てないだけでなく、守れないライオンズ野手陣。
８回表一死、強めの一ゴロを 案 の 定 カブさんが弾き、
三遊間寄りのゴロを剛也さんが弾き。
剛也さんのは内野安打となりましたが、Eを付けても良いな、あれは。
これだもん、球際に弱いとかなんとか、松坂さんが嘆きますよ。
しかし今年の松坂さんは、コレくらいで切れません。
逆に気合いが入ったか、西岡さんに代わって出ている正人さん、井上ｼﾞｭﾝさんを連続三振で
このピンチを切り抜けます。
８回裏、その気合いに応えて打線がやっと奮起？
先頭の石井義さんが右前で出て、マリーンズは勝利の継投策を見せて薮田さん降臨。
薮田さんも気合い入り捲り、中島さんを右飛に打ち取り、カブさんは警戒しすぎたか歩かせて
一死一二塁に、しかし和田さんは三振で二死一二塁。
そして試合はクライマックス、今年大ブレイクのG.G.さんに廻ってきました。
気迫の一振りは渋く三遊間を破り、二塁から石井さんを迎え入れる決勝適時打。
バックホームの間に二塁へ進み、塁上でコレもんのガッツポーズ。
９回表は松坂さんが三者三振で、その貴重な適時打に応え、ライオンズ勝利。
M :小野-●藤田-薮田
L :○松坂
[本]Ｌ中村２号ソロ
Ｍ塀内１号ソロ
松坂さんは129球、９回完投５安打無四球１失点13奪三振、
最後は５連続奪三振なんて離れ業も見せてくれて、もう素晴らしいの一言。
コレがエースの貫禄、仕事ですよねえ・・・。
お立ち台は投打のヒーロー二人、G.G.さんもよくぞココまでブレイクしたもんです。
やー、イイ試合を見せて貰いました。久々に痺れる試合を堪能。
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